今日は安中市主催の小中学校伝統芸能教室が碓東小学校で催され、八城人形浄瑠璃城若座の公演を５，６年生が鑑賞しました。
　義太夫と三味線の演奏に乗って、一体の人形を３人で操る人形浄瑠璃の鑑賞はどの子も生で見るのは初めてだったようで、人形の近くに行って操り方を教わったり、代表者が演目の一部を演じる体験をさせてもらったりして、伝統文化の良さを味わいました。
　安中市にこのような人形浄瑠璃が受け継がれていることを安中市民として誇りに思います。
　子供たちにとって、内容はまだまだ難しいけれど、いつか大人になったとき日本人として情感や舞台の美しさを感じる人になってほしいです。

　急に寒々としてきました。子供たちは体力づくりのため、寒さにも負けずに休み時間の持久走練習に励んでいます。
　先生たちも走っています。
　体育館の窓には運動会のスローガンがまだ飾ってあり、ここでも自分の挑戦する子供たちを応援しています。

　先日１０月２５日に運動会を終えたばかりですが、今日は安中市小学校音楽発表会があり、本校からは５年生の児童が出演しました。
　碓東小学校は、出番が一番最後なので、すべての学校の演奏を十分楽しんでから、合唱『今日から明日へ』を元気よく明るく歌い上げました。
　５年生は今総合的な学習で、自分たちは地域の人のために何ができるのかということを課題にいろいろな取り組みに挑戦していますが、明るい歌声を届けることも誰かを元気にする素晴らしいことだと実感してくれていたらいいなと思いました。
　当日の会場は業者以外撮影禁止だったので、前日全校の前でリハーサルした時の写真を添付します。

　子供たちから「運動会まであと１０日だ！」という声を聞きました。校庭や体育館からは、ダンスや綱引きの練習の音が聞こえ、体育館の窓に掲示されたスローガンが運動会ムードを高めています。
　あと、１０日。がんばることの心地よさを感じてほしいです。
　
　

　地域団体である生き物ふれあいの里推進協議会の皆様のご指導を受けながら、３年生の子供たちが今年もアサギマダラのマーキングに挑戦しました。
　先日、全校朝礼でこの活動が地球温暖化を止めることにつながるという話をしたのですが、そのことをよく覚えていて、真剣な面持ちで蝶の羽に「GN　番号　ぐんま　１０・１０」と記入し、フジバカマの花の近くに放していました。すぐ上空へ風に乗って舞い上がる蝶もいましたが、ゆっくりと蜜を吸っている蝶もいて、その生き物の命に感動し、自分たちが守らなければという気持ちをもった子もたくさんいたようです。
　渡り蝶へのマーキングなんて、碓東小でなければなかなか体験できないことです。地域の皆様に心より感謝申し上げます。

　学校北側のフジバカマ園にアサギマダラが飛来し始めました。
　総合的な学習の時間に碓東流水池のことやアサギマダラのことをテーマに学習している３年生は、生き物ふれあいの里推進協議会の皆様を講師に迎えてアサギマダラのマーキング練習をしました。読み聞かせ代表の原嶋さんも来てくださり、アサギマダラを題材にした紙芝居も読んでくださいました。
　アサギマダラの飛来予想は来週がピークらしく、練習をした３年生は本物へのマーキングを心待ちにしています。

　今年は暑さ対策で運動会を１０月末に変えたため、１０月に入った本日運動会の結団式が行われました。
　運動会はただのお楽しみイベントではなく、練習から本番、片付け、振り返りまでを通して、子供たちの成長に欠かせない学びの実現を図るものです。特に５，６年生は、団の結束を固め、下学年の児童の手本となりながら碓東小の伝統を伝える大きな役割があります。
　結団式では、「みんなで頑張る」という士気の高まりがどの団からも感じられました。
　「去年こうしていたから、今年も」という考え方でなく、これからの自分や碓東小をどうしていきたいかという考えをもち、「個人で頑張ること」「みんなで頑張ること」「みんなで作っていくこと」「仲間を思いやること」「感謝の気持ちをもつこと」など、充実したキャリア形成につながる経験をたくさんしてほしいと思っています。
　

　運動会が今年は１０月末に移ったので、例年１０月に実施していた各学年の修学旅行などが、９月に実施されています。
　先週４年生はぐんま昆虫の森へ、２年生は佐久子ども未来館へ修学旅行に出かけました。暑さを心配しましたが、先週あたりから秋の空気に変わってきて、４年生も２年生も十分に旅行を楽しみました。
　２２日月曜日は、５年生が太田のスバル工場へ見学に出かけました。スクールバスの都合で、見学時間はやや短くなりましたが、実際の工場内の見学だけでなく、以前はなかったVR眼鏡での見学もあり、車内部からの視点でロボットたちが車に様々な部品を付ける様子などを見ることができ、とても迫力がありました。
　子供たちの成長には「体験」がとても大切と言われています。なんでもインターネットで検索して見られる時代ですが、やはり五感すべてで感じられる体験は貴重だなと思います。

６年生は、総合的な学習の時間に地域防災についての課題を見出し、自分たちがやるべきことできることについて試行錯誤しています。今日は、安中市危機管理課の方をお招きして、避難所で必要な防災グッズ（段ボールベッド・トイレ・楽しい非常食など）づくりに挑戦しました。

　週明けの１時間目は、国語を学習している学級が多かったです。
　それにしても日本の子供たちは大変だなあと授業を見ながら思いました。
　１年生は平仮名の学習を終え、カタカナの学習をしていました。
　４年生はローマ字学習をしていて、「がっしょう」などという難しい音を訓令式とヘボン式の両方で書いていました。大人だって正しく書けるか自信のない人もいそうな音です。
　２年生と５年生は、漢字の学習をしていました。特に５年生は、「これまでに習った漢字を使って、作家になったつもりで、次の言葉を使って文章を書きましょう」という課題に挑戦していました。ただ、一文字一文字書き順などを習う学習以外に、このように文章表記の中で使えるようにする漢字学習もあるのです。
　平仮名・カタカナ・漢字・ローマ字・・・そして、なんと隣の教室では英語もやっていました。自国の文字が４種類あり、さらに外国語の表記も習い・・・。子供たち、良くがんばっているなあと思います。