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<地域の方の協力 その1>

学習支援ボランティア
本校では、平成11年度より「西小応援団」としてクラブ活動等で地域の方に講師をお願いしてきました。

平成17年度に、より専門的な知識や技能を児童の技能習得のために活用させていただいたり、教師の目が届きにくい状況を補っていただく目的で発足したのが「学習支援ボランティア」です。平成17年11月に、校区内全戸を対象に学習ボランティア募集のお知らせを配布し、参加していただける方を学習支援ボランティアとして登録させていただいています。(現在17名)

専門的な知識や技能をお持ちの方とのTTによって、より細かい指導が行えるようになった教科もあり、成果を上げています。

【支援していただいている教科・内容】
<専門性を生かした支援>
・絵本の読み聞かせ ・図書室の環境整備 ・コンピュータ操作 ・書写指導    
・ミシン、縫製などの実技 ・ピアノ伴奏、楽器演奏指導補助
・マット、跳び箱運動の補助

<児童へのきめ細かな支援>
・持久走の伴走  ・校外学習の引率 ・調理実習の補助  ・本の整理、貸借作業


学習支援ボランティアの方の声
【音楽】
伴奏のボランティアをしています。先生が授業をしていく上で、出過ぎないように心がけております。先生から指示していただくとやりやすいかなと思います。自分にできる協力なら喜んでさせていただきます。

【図書】
25分休みに『よみきかせ』をというのに、初めは戸惑いましたが、楽しみにしていてくれている子ども達にはげまされてきました。今年度から、放送で『よみきかせ』が図書室であることを連絡してくれるので、ありがたく思っています。記録ノートを使って先生とやりとりをしていますが、一人で過ごすことが多いので、他のボランティアさんや先生方と顔を合わせて雑談する機会があるといいなあと思います。

【図書】
図書ボランティアとして週2日うかがっています。低学年の図書の時間に貸し借り・返却のお手伝い、本を選ぶ相談、数人に読み聞かせなどをしています。子どもたちも私のことを覚えていてくれて、毎回楽しくやらせていただいています。時々、どういうお手伝いをしたらよいのかわからなくなることもあるので、必要なお手伝いの内容を教えていただけるとありがたいです。

【体育】
どのクラスの児童さんも本当に熱心に話を聞いて前向きに挑戦してくれます。いっしょに授業をしていてとても楽しいです。できなかったことができるようになったときのうれしそうな顔をみると、私もうれしくなります。器械運動をする時期は寒い時期なのでけがをさせないようにと心配しています。これからも協力できることがあったらと思っています。

【家庭】
「私を呼んでいただいてありがとうございます。」このひと言につきます。自分の子どもが5・6年生になり、家庭科に携わる時にまず驚いたのが道具の豪華さ、教材の至れり尽くせりぶりでした。(言い方は悪いかもしれませんが、道具でつって適当に作らせるようにも感じてしまいました。)目で見て、耳で聞いて肌で感じて何でも吸収できるこの時期に、きちんとした基礎を、時には熟練の技を直接伝えてあげられたら・・・。自分の子どもを通してそう思ったのがボランティアへと導いたきっかけです。実際にはじめてみると想像以上に大変で、それ以上に楽しいものでした。もっと子どもにわかりやすく、簡単に、ポイントは押さえて!と日々考えさせられました。始める前から「私は不器用」と決めつけてしまっている子もいます。何かを作る楽しさ、想像してそれを形にする達成感、同じものでも一人一人違うものができあがるということを伝えながら、お手伝いさせていただいています。「私が洋裁の仕事に就いたのはこのためだったのかな。」と思えるくらい本当に幸せな時間を過ごさせていただいています。