トップページへもどる

令和4年度 学校経営構想

◎目指す学校像  生徒一人一人が夢と希望をもち、自己の未来を積極的に切り拓く力を育む学校
1 学校教育目標 主体性があり、心豊かで、たくましい生徒の育成
 【目指す生徒像と10の行動目標】 (1)進んで学ぶ生徒 ・・・主体性
@学習ルールを守り、進んで学習に取り組む。
A基礎・基本を身に付け、習得した学習事項等を活用し、積極的に課題解決を図る。
B自ら考え、正しく判断し、自分の言葉で適切に表現する。

(2)互いに支え合える生徒 ・・・豊かな心
@いじめを許さず、自律して行動する。
A進んで明るくあいさつする。
B相手の立場に立って考え、協力する。
C清掃活動や美化活動などに、心を込めて取り組む。

(3)最後までやり抜く生徒 ・・・たくましさ
@学習や運動のめあて達成に向け、粘り強く努力する。
A進んで体力の向上に努める。
B日々の健康を自己管理し、部活動(運動)に積極的に取り組む。
2 学校経営方針

※学校経営構想図→こちら
(1)教職員の和を大切にし、創意・工夫を学校経営に活かしながら、知性・人間性共に豊かな生徒の育成に努める。

(2)研修組織を機能させ、ICT機器の効果的な活用や新学習指導要領の趣旨に基づいた授業実践(主体的・対話的で深い学び)を推進する。

(3)共学、共働、共感を大切にし、信頼関係を深め、心身共にたくましく実践力のある生徒の育成に努める。

(4)コミュニティ・スクールの趣旨を踏まえ、学校運営協議会と連携しながら学校経営の充実・改善を図り、信頼と協調の上に立った開かれた学校を目指す。

(5)清掃活動等を充実させ、安心・安全な教育環境の整備に努め、落ち着きのあるきれいな学校づくりを目指す。

(6)ワーク・ライフ・バランスに配慮した効率的で質の高い働き方を推進する。
3 本年度の努力点

※目指す教職員集団→こちら
(1)組織的な学校運営の推進
・課題や統合後の不安を抱える生徒へのサポート体制の充実
・全教職員の協力体制による新しい学校づくりの推進

(2)カリキュラム・マネジメントの充実
・学校教育目標やSDGs17の目標との関連性を踏まえた教育活動の推進
・単元配列表を活用した教科横断的な学習指導やキャリア教育の充実

(3)学力向上の推進
・個別最適な学びと協働的な学びを実現するためのICTを効果的に活用した授業改善
・タブレット端末を活用した家庭学習の充実
・学習の定着状況の的確な把握による個に応じた学習指導の工夫(「放課後学習会」との連携)

(4)生徒指導・教育相談の充実
・互いに尊重し、良好で円滑な人間関係を築き、協力し、高め合う学級・学年づくり
・教師と生徒の信頼関係づくりに基づいた「認めて褒めて伸ばす生徒指導」「厳しさの中に温かさのある生徒指導」の推進
・スクール・カウンセラー(SC)やスクール・ソーシャル・ワーカー(SSW)との連携

(5)外部人材の積極的な活用
・1階学校支援センターの活用
4 研究研修計画
   
(1)校内研修テーマ
『夢と希望をもち、自己の未来を切り拓く生徒の育成』
〜深い学びの実現に向けて「知識・技能」をつなぐ授業改善〜

(2)主題設定の理由
 新学習指導要領の完全実施となり、生活の中で生きてはたらく資質・能力の育成に向けて、「主体的・対話的で深い学び」の視点から日々の授業を改善することが求められている。「深い学び」とは、生徒が「知識・技能」同士をつないで構造化し、他の場面・状況へとつなぐことで汎用性のある「駆動する知識・技能」を獲得することと言い換えられる。そこで、「深い学び」の実現に向けて、「知識・技能」をつないで構造化したり、他の場面・状況へとつないだりして授業改善を目指す。

(3)研修のねらい
 夢と希望をもち自己の未来を切り拓く生徒の育成に向けて、@「知識・技能」同士をつないで構造化する支援方法と、A構造化した「知識・技能」を他の場面・状況へとつなぐ支援方法を実践を通して明らかにする。

(4)研修内容
@理論的研修
・「深い学び」と「知識・技能」の構造化についての講義
A実践的研修
○「知識・技能」をつないで構造化する支援方法についての実践
*考え(情報)を共有する支援【INPUT→PROCESS】
・ICTを活用した考えの表出・共有化
・考えを建設的に話す+共感的に聞く態度の醸成
*考え(情報)を整理・分析する支援【PROCESS→OUTPUT】
・板書の構造化
・検討の視点(見方)の明確化
・思考ツールの活用(考え方)
○構造化した知識・技能を他の場面・状況へとつなぐ支援方法についての実践
・他の場面・状況へとつながる課題の設定(実生活や他教科との関連など)
・学びの履歴(ポートフォリオ、振り返り等)の活用)

(5)その他の研修
・評価方法の改善(特に、主体的に学習に取り組む態度)
・生徒指導・特別支援の共通理解
・特色ある学校づくり
・健康・安全指導の共通理解
・ICTの有効活用(学びをとめない活用(学校外へ)、授業)
・服務規律確保の共通理解
・業務改善(ICT等による事務処理の効率化など)