校長室から     

       

 平成22年度は、新1年生の入学はなく、全校児童7人で新学期がスタートしました。本校開校以来最小の人数となってしまいました。学級も1学級減り、3学級となってしまいました。このような中で、子ども達は、みな明るく素直で、お互い助け合い生き生きと元気いっぱい何事にも全力で取り組んでいます。学校の教育目標の具体的な児童像、「ゆたかな子」、「たくましい子」、「かしこい子」の達成と学校課題の解決を目指し、保護者・地域の方々の協力をいただきながら、特色ある各種教育活動をおこなっていきます。

1.学校教育目標
21世紀を豊かに生きる上後小の子

 
具体目標 児 童 像
 @ たかな子   ○明るく素直で友だちに思いやりの心で接している。
   ○友だち同士なかよく協力できる。
 ○進んで清掃・奉仕作業に取り組んでいる。
思いやり,協力,奉仕,学校美化
 
   
 A くましい子  ○運動や遊びを通して心身を鍛えている。
 ○苦しいことがあっても忍耐強く取り組んでいる。
 ○一日一日の積み重ねを大事にして根気強く取り組んでいる。
体力,丈夫な体,忍耐力,根気強さ
 
   
 B しこい子   ○基礎的・基本的な内容をしっかりと身に付けている。
   ○先生や友だちの話をしっかり聞き,自分の意見を進んで発表している。
 ○学んだことをもとにして,学習や生活の場面に役立てている。
基礎・基本,自ら学ぶ,応用力,正しく判断
 


2.学校課題

 本校は、へき地の三特性といわれる「へき地、小規模、複式学級」を併せ持つ学校である。近年、道路事情や各種生活環境等の改善によりへき地性は失われつつあるが、少子・高齢化及び過疎化の影響で児童数は年々減少し続けている。保護者や地域の人たちの学校への期待は高く協力的である。
 本校を卒業した後は、ほとんどの子が遠距離にある大規模の中学校へ進学する。そこで、児童が進学後に素早く中学校生活に適応し、有意義な学校生活を送れることが児童にとって重要な課題の一つとなっている。
 児童の実態としては、純真純朴な児童が多く、明るく元気でである。また、勤労意欲も高く、清掃活動、飼育活動などの当番活動も一生懸命に取り組める。教師に指示されたことや与えられた課題に対しては根気よく取り組めるが、自主的に行動することや競争心,社会性に乏しい面がある。また、自分の考えや思いを豊かに表現することにおいても弱い面がある。     
 以上の実態を踏まえ、学校教育目標の具現化を図るためには、次のことを課題としておさえ、全教職員の共通理解、共通実践の下、課題解決にあたる。
○基礎的・基本的内容が確実に身に付くよう授業改善を推進する。
○社会性,自主性を身に付けさせるための教育諸活動を推進する。
 上記の教育活動を実践する中で自信をもたせると共に,困難を克服する力も培う。


3.学校経営方針

(1) へき地・複式学級・少人数等の特性を踏まえ、一人一人が生き生きと活動し、よさを伸ばすことができる学校づくりを推進する。

(2) 全教職員が協働体制のもと、共通理解・共通実践で教育活動を展開する。

(3) 豊かな人間性やたくましく生きるための健康や体力を育むと共に、確かな学力の向上を図る指導の充実に努める。

(4) 学校課題や新学習指導要領の趣旨を踏まえ、教職員一人一人が課題を持ち、資質の向上に努める学校づくりを目指す。

(5) 日常の教育実践を充実させ信頼される学校づくりを推進する。


4.本年度の努力点

(1) 豊かな人間性の育成・・・(温かい人間関係づくり)  
  ○ 全教育活動を通した道徳教育や人権教育の充実
  ○ 教職員や保護者の人権感覚を高める取組の充実
  ○ 授業中における積極的な生徒指導の推進
  ○ 生活指導の充実
  ○ 自発的な活動を促す児童会活動の推進
  ○ きれいな学習環境づくり
  ○ 特別支援教育に関する支援体制の整備と指導の充実
              
(2) 心身の健康と体力の向上・・・(たくましいからだづくり)
  ○ 教科体育と体育的行事等との関連を図った体力づくり
  ○ 健康を保持増進するための実践力の向上
  ○ 食に関する指導の充実
  ○ 健康で安全・快適な学校づくり
(3) 確かな学力の向上・・・(わかる楽しい授業づくり)      
  ○ 個に応じたきめ細かな指導の充実
  ○ 指導と評価の一体化
  ○ 基本的な学習習慣の確立
  ○ 地域人材や地域の自然環境を生かした特色ある教育活動の推進
  ○ 外国語活動や「せせらぎタイム」の指導の充実
  ○ 新学習指導要領に基づく移行措置の確実な実施
  
(4)  家庭・地域社会との連携を図り、地域に根ざし、開かれた学校づくり
  ○ 学校間の交流活動の推進
  ○ 学校評価における学校関係者評価の工夫改善
  ○ 教育活動の様子について家庭、地域社会への情報公開
  ○  PTAとの会議や学校評議員との意見交換会等を利用し、学校の経営方針等を積極的に伝え、理解を図る工夫。