家庭教育について

★ぐんまの家庭教育応援条例


家庭教育を社会全体で応援していくため、平成28年3月、県議会「家庭教育の支援・子どもの未来に関する特別委員会」からの発議により、「ぐんまの家庭教育応援条例」が制定(平成28年4月1日)されました。参考までに、学校、保護者、地域に関する条文を、以下に抜粋します。

 第6条(保護者の役割)
? 保護者は、子どもに愛情を持って接し、親子間での安定した愛着の形成が図られるよ努める。
? 保護者は、子どもの個性を尊重し、子どもの健全な成長のため、生活習慣の確立、自立心の育成及び心身の調和のとれた発達を図るとともに、保護者も自ら成長していくよう努める。

第7条(祖父母の世代の役割)
? 祖父母の世代は、子育てに関する知恵や経験を生かし、家庭教育に対する支援、協力を行うよう努める。

第8条(学校等の役割)
? 学校等は、保護者及び地域住民等と連携して、子どもの生活習慣の確立、自立心の育成及び心身の調和のとれた発達を図り、多様な個性や能力を発揮できるよう育むことに努める。
? 学校等は、県及び市町村の家庭教育支援施策に協力するよう努める。

第9条(地域住民等の役割)

? 地域住民及び地域活動団体は、保護者等と連携して、地域の歴史、文化、スポーツ等の行事、学習支援活動等を通じて、子どもの健全育成を図るとともに、家庭教育を支援する取組を積極的に行うよう努める。
? 地域住民及び地域活動団体は、県及び市町村の家庭教育支援施策に協力するよう努める。

ぐんまの家庭教育応援条例」普及・啓発リーフレットはこちらからダウンロードできます。ご活用ください。



★ぐんまの子どものための50のルール

群馬県教育委員会では、思いやりや公共心をはじめ、子どもたちに身につけてもらいたい、当たり前だけれど、 とても大切なルールを県民の方々から募集し、「ぐんまの子どものための50のルール」を作成しました。

 

1 早寝早起きをしよう

 夜早く寝て、朝早起きをすることは、生活のリズムを整え、健康に過ごすために大切なことです。
 「寝る子は育つ」という言葉があるように、みんなの体は寝ている間に背が伸びています。早く寝れば、それだけ体がすくすく育ちます。
また、「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早く起きれば朝食もゆっくり食べられますし、学校にも時間に余裕をもって行けます。

2 朝食をしっかりとろう

 朝食は、一日三回の食事の中で最も大切なものです。最近、朝食をとらない人が増えていますが、毎朝バランスのとれた朝食をとりましょう。
 朝食をとることにより勉強への集中力も高まり、運動する意欲もわいてきます。

3 感謝して「いただきます」「ごちそうさま」を言おう

 みんなが毎日ごはんを食べられるのは、米、野菜を作ってくれる農家の人や、豚や牛を育てる人、魚をとる人、運ぶ人、料理してくれる人のおかげです。
 そういう人たちに感謝して、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。

4 口の中に食べ物を入れたまま話をしない

 口の中に食べ物を入れたまま話をすると、食べ物があちこちに飛びます。
 まわりにいる人が不愉快な思いをするので、このような行為はやめましょう。




「ぐんまのこどものための50のルール」リーフレット・解説は、こちらからダウンロードできます。